デザイン初心者のための色彩心理

こんにちは!パンダパンダです!

今回は「色彩心理」という色についてのお話をしていきます。

人は色を言葉で表すとき暖かい色、優しい色、かっこいい色なんて表現することがありますよね。

色には人の感情を呼び起こす力があり、これを色彩心理といいます。

見る人に思い通りの印象を持ってもらうには色使いのお約束を意識していきましょう。

寒色と暖色と中間色

色の寒暖差は色彩心理の中でも代表的なものですね。

「暖色」は赤、オレンジ、黄色が当てはまります。

これらの色は炎や光、熱のイメージがあるので人は暖かさを感じます。

温もりを表現するときによく使われるので冬場の飲み物や防寒グッズの広告によく登場しますね。

「寒色」は青紫、青、緑、青緑です。

涼しげな印象があるので夏場によくみまれます。

他にも誠実で爽やかな印象をつけたいときも使われるので医療系、ビジネス系の場所でもよく見られますね。

「中性色」は暖色でも寒色でもない色です。

つまり、寒暖の印象を持たない色のことですね。

紫と緑がこれに当たります。

寒暖の印象は基本、この色相の違いによって変わりますが暖色は彩度が高くなるほど感じる暑さが高くなり、寒色は明度が高くるほど冷たく感じる傾向にあります。また、色相を持たない白、黒、灰色ですが、これらは寒色として使われることもあります。

色の軽重感

色には寒暖の印象以外にも軽重感があります。

色が暗いほど重い印象、明るいほど軽い印象になります。

軽重感の操作は意外と繊細で、相性のいい色相を揃えても軽重感を意識して調整しなければ見にくく煩雑とした印象になってしまいます。

軽重感を意識すれば、見る人にストレスを与えないものを作れるようになりますよ。

色の柔硬感

色には柔らかさ、硬さの印象もありますよね。

ここは軽重感と同様に明度が強く関係しています。

基本的には明るい色が柔らかく、暗い色が硬いです。

ですが彩度の影響も大きいので、彩度+明度の「トーン」で見るのが正解です。

一般的には「ペールトーン」や「ベリーソフトトーン」、「ソフトトーン」あたりが柔らかい色として使われます。

赤ちゃんや女性向けのものに多い色使いですね。

硬い印象をつけるときは「ダークトーン」や「ベリーダークトーン」が使われます。

大変暗く、彩度を下げるとほとんど無彩色のようにも見えます。

色の柔硬間は、「明るく、彩度を上げるほど柔らかく」「暗く、彩度を下げるほど硬く」なると覚えてください。

ここまでお話しして、「彩度」「明度」「トーン」という言葉が出てきましたね。

この3つの言葉を知らない人のために次回はもっと基礎的な知識のお話もしてみようと思います!

ここまでおつかれさまでした!

次回もお楽しみに!

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